『鳥獣人物戯画』
【鳥獣戯画展】
九州国立博物館で開催中の、
特別展『京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画』
平日に行って来たのですが、館内に入る前から30分の入場待ち・・・
やっと館内に入ってからも、エスカレーター前で順番待ち・・・
エスカレーターを上がって到着と思いきや、ずらりと並んだ会場内の入場制限待ち・・・
ついに会場内に入場! 展覧会場に入ったら鳥獣戯画展示場所の観覧順番待ち・・・
で、よ~やく『鳥獣人物戯画:甲、乙、丙、丁』の前・・・
ちょうど1時間かかりました・・・
『鳥獣人物戯画』動物を人間のように描いた長い巻物ですが、ストーリー性は無いようで、それぞれの鳥獣がいろんなしぐさで、動物の表情が子供から年配の方まで好まれるような絵!
ウサギと猿の追いかけっこ、倒れたカエルにウサギ達が心配そうに声を掛けてるようす、ウサギが鹿を引くようすなど
作者は不明、国宝なんですが、ナゼこんなに人気なのか??
キャラクターの可愛さを観に来てるのか?・・・、国宝だからなのか?・・・
自分が思うのは12世紀ぐらいに描かれたものですが、日本最初の漫画のようで、吹き出しのセリフは無いですが、絵を見ればセリフが思い浮ぶような感じで、親しみやすい絵がウケてるのでは?!
11月から『甲、乙、丙、丁』の後期の入れ替えありです。
他、展示作品は東大寺所蔵の釈迦如来坐像、福岡:善導寺の法然上人像の掛け軸、曼荼羅、仏舎利厨子、明恵上人が唐で中国の女性に惚れるラブストーリー絵巻?など
掛け軸の仏様が多く、彫刻の仏像は少なかったです。
明恵上人とはお釈迦様を父と思うぐらい大好きだったらしく、犬好きで、自分で耳を切る(ゴッホか!)、行動が変など、福岡の禅寺、聖福寺でお茶を伝えた明菴栄西(みょうあん ようさい)とも交流があったみたいです。
入れ替えして、もう一回行ってみようかと(^^)/
でもなんで、こんなに人気なのか (´・ω・`)??・・・
土、日に行かれる方でしたら、まだ凄い行列待ち時間でしょう!
朝早くがお勧めです。
11月20日まで! 最終日は5~6時間待ちだったりして!
土曜の夜中25時~26時台の時間に5分間ですが『戦国鳥獣戯画』と言う鳥獣人物戯画のキャラをアニメ化し、それぞれのキャラクターが戦国武将役で、コミカルに描いたアニメが放送されてますよ。