ゴッホ展/東京都美術館

【ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢】
人気のフィンセント・ファン・ゴッホ展、久々の東京都美術館で観てきました
アムステルダムのゴッホ美術館より76点が来てます
ファン・ゴッホ美術館では油彩画200点、素描画500点、弟のテオや友人のゴーギャンとの手紙など900点を所蔵
1853年オランダ南部で生まれ、父が牧師、ファン・ゴッホは子供の頃からキレる性格で学校も退学させられるぐらいの性格だったようで、1869年の16歳の時に叔父の画商のグーピル商会ハーグ支店で弟のテオ(テオドルス)と働くようになり、弟との沢山の手紙をやり取りしてたので手紙の数が膨大に残されてます
それから兄弟で絵を収集し始め、最初にマネのお手軽な素描画『剣を持つ少年、左向き』を購入
でもゴッホは人付き合いが苦手で仕事の成績も良くなかったため、23歳で画商を解雇されたという事です
その後、教会で働きますが、貧しい人に服、食器、お金など何でもかんでも自分の物を差し上げるので教会からは受け入れられずまた解雇のような
父ともケンカばかり、人とも合わずなどで、子供の頃から精神面で問題があったのかも
それからテオから絵を描く事を進められ、テオが画材費用を出してゴッホは沢山の絵を書き始め、テオからお金の援助を受ける
農民や貧しい人たちの生活の絵を見て学び、画家を目指してましたが、結局、絵は評価されず
仲良しのゴーギャンと暮らしますが、折り合わず喧嘩ばかりで不仲になり、ゴッホは精神的に追い込まれ絵にも描いた自分で右耳を切っちゃいます
発作、精神面で施設に入院なども
ゴッホは弟のテオ夫婦を訪ねて食事などしたり楽しんだあと1890年7月29日、麦畑に行ったゴッホは銃で自らを撃ち、37歳で自殺
その半年後に弟のテオが病で33歳で亡くなり、テオの妻で翻訳などの仕事をしてたヨーと息子のフィンセントがゴッホの沢山の作品を家で展覧会をしたり、絵を売ったりし、ヨーが60歳の時にあのあの有名な代表作『ひまわり』がロンドン・ナショナル・ギャラリーが買取り展示し、有名になり現代も人気のゴッホに
今は弟テオのひ孫、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホさんが存在してます
ゴッホ美術館、その中から、フィンセント・ファン・ゴッホ作品は36点の絵画、手紙などを展示
有名な『画家としての自画像』、『種まく人』など初めての作品や何度か観た作品が展示
他はゴーギャン、マネ、ボナール、ピサロなど、ゴッホが収集してた浮世絵の広重、国貞なども展示
最後の部屋はイマーシブ・ゴッホで楽しめる展覧会です

今回のゴッホ展は家族の絆をテーマにした展覧会
日本では『ひまわり』の一作品は新宿のソンポ美術館に行くと本物が観れます
東京都美術館で12月21日まで開催

