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フェルメール&ボッティチェリ

 【ルーヴル美術館展】


東京で開催中のルーヴル展
ヨハネス・フェルメール、全37点の1作品が来日という事で、六本木の国立新美術館まで!
2008年、2012年のフェルメール展以来です!
今回のルーヴル展は16世紀から19世紀の作品が展示で、お目玉作品は初来日のフェルメールの『天文学者』!自分は死の直前まで地動説を訴え続けた『それでも地球は回ってる・・・』のガリレオ・ガリレイをイメージした感じで観てました!部屋の壁に掛けられてる絵は旧約聖書登場人物、預言者モーセ!星の天球儀に触れてる天文学者! 絵の周りは人が沢山!せっかくなので、自分もジックリ観てました!
他にムリーリョの『ノミをとる少年』は貧しい少年が食べる物はゴミの残飯で、カビの生えたリンゴなどがあり、体に着いたノミを潰してる様子を窓の日差しが神の光のように少年を美しく照らし描いてるような感じでした!
ティツィアーノ・ヴェッチェリオの『鏡の前の女』はティツィアーノ流、女性の美しさをすべて描いた作品!長い髪、縮れた毛、広い額、白い肌、ふくよかな体系を象徴!
他には、フェルメールのライバル『ピーテル・デ・ホーホ』、世界の起源の『ルーベンス』や『ドラクロワ』『フランソワ・ミレー』など風俗画(日常生活)を集めた約80点を展示!
国立新美術館で6月1日まで開催中!
同時に日常の不思議な絵で有名なルネ・マグリット展も開催してました!
電車降りて歩きたくない方は、六本木駅よりもメトロ千代田線:乃木坂駅が近いですよ!

 【ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美】


次に六本木から渋谷にあるBunkamuraザ・ミュージアムまで!
サンドロ・ボッティチェリといえば『ヴィーナスの誕生』が有名な人気の画家なので、ここも人が沢山でした!
ボッティチェリ作品、国内最大規模ということで観てきました!
今回の目玉絵画はボッティチェリの『ケルビムを伴う聖母子』の祭壇画!額にアヴェ・マリアと書いてましたので、聖母マリアがケルビム(位の高い天使)を抱っこして祝福してるシーンの祭壇画など、ヴィーナスの誕生のヴィーナスのみを描いた作品、超大作のフレスコ画(壁画)『受胎告知』など!
他に、1200年ごろのフィオリーノ金貨は重さ3.536gピッタリだと!
いろいろ読んでたら、この時代の繁栄する前の最初はユダヤ人ほとんどが医師、高利貸しだったらしく、まさにシェークスピア作品の『ヴェニスの商人』だったんだと思いました!
のちにフィレンツェの発展は金融業で富を得たメディチ家が銀行経営で始まり、最初は現金扱いでしたが、多額の現金を持ち歩きは危険なので、為替手形システム(世界初?!かも!)を考え、発展した都市なので、最初のコジモ・デ・メディチさんのメディチ家の紋章、標章がいろいろ展示してました。
ちなみに当時の納税額ランキングは、1位:メディチ家 576.16フロリン!、2位:ベンチ家 132フロリン??日本円でどれくらいなのかわかりませんが、数字だけ見ると、2位との差は圧倒的な納税額です!
Bunkamuraは2008年に行った『ルノワール+ルノワール展』以来の久々でした(^^ゞ
ザ・ミュージアムで6月28日まで開催!


夜は、有楽町駅前の『紅虎餃子房』もちろん餃子!1個がデカイです!銀座の人気老舗の『餃子 天龍』と同じ大きさでした!
ホテルに帰る前にホテル横にあった『刀削麺園』でまた餃子!鉄なべで、中身たっぷりで美味しいんですが、崩れやすく食べにくい餃子でした(^^)
今回、BARは寄ってません・・・