メトロポリタン美術館
【メトロポリタン美術館展】
ニューヨーク美の殿堂、メトロポリタン美術館が所有する美術品は約150万点!!その中のヨーロッパ絵画だけで2500点所蔵!!その中から65点を国立新美術館で特別展が開催
日本初公開作品は46点もあり、観たい作品がジョルジュ・ド・ラ・トゥール『女占い師』
ラトゥールの作品は亡くなってから有名になり、世に50点ぐらいしかなく、今回の作品も人気絵画で老婆の占い師が若い真面目そうな青年を占いながら、他の2人が金品をコッソリ盗んでる様子ですが、怪しい目と表情と手の動きが印象に残る作品
17世紀のイタリアを代表する犯罪者にして最大の巨匠、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ『音楽家たち』
当時のカトリック教会の最高顧問、デル・モンテ枢機卿のために描いた作品で3人のが演奏してる横に天使が描かれ、官能性を感じさせる作品
世に全37作品の1枚、ヨハネス・フェルメール『信仰の寓意』
風俗画が殆どですがフェルメール作品では貴重な1枚の祈りの絵
ドイツルネサンスの巨匠、ルーカス・クラーナハ(父)『パリスの審判』
ゼウスがトロイヤの王子、パリスに女神最高位ヘラ、戦いの女神アテナ、美の女神ヴィーナスの3人に最も美しい女神が誰か、決めさせる1シーン
他に初来日はフラ・アンジェリコ『キリストの磔刑』、ポール・セザンヌ『リンゴと洋ナシのある静物』、晩年のクロード・モネが白内障で描いた『睡蓮』など
美しい作品では、1場面のあとに動物の角で刺され死んでしまうアドニスのティツィアーノ・ヴェチェッリオ『ヴィーナスとアドニス』
大理石で作った女神ガラテアに接吻すると人間に変化していく場面で女性の後ろ姿ご美しいジャン=レオン・ジェローム『ピュグマリオン王とガラテア』
美術館の正面には2019年1月に佐賀県立美術館で開催された佐賀出身のアーティスト、吉岡徳仁『ガラスの茶室 光庵』が展示
メトロポリタン美術館展は5月30日まで