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レオナルド×ミケランジェロ

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ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展
 
万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが描こうとした未完の大作『アンギアーリの戦い』
1440年にイタリア、トスカーナ地方でフィレンツェ共和国軍とミラノ公国軍の領土問題の戦いを描いた作品で、1500年ごろにフィレンツェのヴェッキオ宮殿(フィレンツェ政庁舎)の壁画として依頼され、完成すればダ・ヴィンチ最大の作品であると言われてた未完の作品ですが、その後1555年から1572年にかけてのジョルジョ・ヴァザーリ(ミケランジェロの弟子・画家・建築家)による宮殿改修によって失われたと言うことです。
それと、1364年にトスカーナ地方で起こった『カッシナの戦い』をルネサンス三大巨匠の1人であるミケランジェロにも壁画を依頼し、下書きはミケランジェロが描きましたが完成作品を描いたのはアリストーティレ・ダ・サンガッロと言う画家が描いた作品が残ってて、ダ・ヴィンチがアンギアーリの戦いの下書きを描いてた作品は証明されてるようですが、実際にダ・ヴィンチが描いたかは??
改修によって2作品が失われてるようで、下書きを元に違う画家が書いてます。
もしや、今もパラッツォ・ヴェッキオ宮殿の壁の中に眠っているのではないかと、現在も調査中だと!
ヴェッキオ宮殿と言えば映画『インフェルノ』でも登場した「五百人大広間」でも有名でした。
 
今回の特別展の展示作品は当時の壁画、タヴォラ・ドーリア作『アンギアーリの戦い』と、アリストーティレ・ダ・サンガッロ作『カッシナの戦い』、それを元に模写した作品、ダ・ヴィンチの肖像画で有名なのはトリノ王立図書館 の赤いチョークで描かれたのが一番知られてますが、横顔のダ・ヴィンチの肖像画とミケランジェロの肖像画、ダ・ヴィンチの『レダと白鳥』、『聖アンナと聖母子』など有名作品を模写した作品など、メダル、当時の大御所の肖像画など、
あと、凄かった展示物は東京藝術大学が製作したタヴォラ・ドーリア作『アンギアーリの戦い』を立体彫刻で作り上げた作品

福岡市博物館で6月3日まで開催です。
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次回開催は浮世絵師『鈴木春信展』です。
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