伝統工芸展
【第69回 日本伝統工芸展】
年に1度、開催してる匠の技の展覧会
漆工芸、木竹工、陶芸、諸工芸、金工、染織、人形の7の部類で現役の職人たちが渾身の傑作に挑んだ作品が展示
昔から変わらない本質を保ちながら、もっと凄い作品に挑む職人技が凄いんです
諸工芸ではガラス、硯、七宝などの作品ですが、七宝の作品が金具とガラスで細かく組み上げてる器、壺のような作品や、何層にもガラスを吹いて重ね合わせて削り、極限まで削り磨く作品など
木竹工では細かく切った竹など組み合わせたり、編んだりして面取りの凄い作品
染織では友禅など、久留米絣着物の加藤伸子作『燈』ありました
漆工芸は極限に竹を削り編んだ器や、繊細な螺鈿技法で作り上げた凄い技の作品
技法を知って現物作品を観ると膨大な時間とコンマ1ミリの失敗も出来ない全神経集中の凄さを思う作品ばかり
7部門で全国から1222点の応募があり、555点が入選、その中から厳選された359点が展示され、受賞作品16点もあり、人間国宝、重要無形文化財保持者などの作品も展示されてました
毎年、全国巡回ですが、福岡三越9階ギャラリーで1週間ぐらいの展示だけで、今回は2月1日~2月6日の展示開催でした