切り絵アート展
【切り絵アート展】
繊細すぎる超絶技巧の切り絵アート展
切り絵の起源は中国発祥らしく、11人の日本人切り絵アーチストの作品を展示してます。
倪瑞良作の『薔薇色の季節』はミュシャのような感じで女性の美を表現した美しい繊細な作品で凄いです!
レースのような作品の蒼山日菜作の『ヴォルテール』はフランス語の手紙なんですが、まさに超絶と言うぐらい凄すぎる作品!!
他にも女性らしい美しい作品です!
黒一色の井出文蔵作は昔話の絵本にあるような作品で、版画の棟方志功の十大弟子のような作品でした。
酒井敦美作品は一枚の切り絵がライトの照らし方で違う表情になる作品
辰巳雅章作は童話やアンデルセンをテーマにカラフルな作品
林敬三作は本のように色を重ね合わせた紙に、アートナイフで一気にカットしていく作品で最高枚数102枚の厚さ2㎝!
柳沢京子作はメルヘンな感じの作品が多く、影絵作家の藤城清治っぽい感じでした。
他にも凄い作品だらけで、顕微鏡で見ながら切ってるような作品ばかりの神業技術でした!
切り絵アート展に行く場合、拡大スコープ持参をおすすめします!
福岡県立美術館で6月3日まで