東京美術博物館巡回

2013/11/22 金曜日2013/11/21 木曜日nko個人日誌

　【東京国立西洋美術館】

今年はラファエロ展、ダ・ヴィンチ展と行き、イタリア・ルネサンス三大巨匠と言えば、もう一人はミケランジェロ・ブオナローティー！！

先月に徳島にある大塚国際美術館で【最後の審判】【天地創造】を余興のつもりで観に行って、最終日でしたが国立西洋美術館まで行って来ました！！

《システィーナ礼拝堂５００年祭記念　ミケランジェロ展―天才の軌跡》 展示作品は、システィーナ礼拝堂の最後の審判や天地創造を描くための構図や習作がほとんどで、直筆の手紙、建築家としての聖堂の設計図などがあり、大塚国際美術館からコラボレーションと言うことで「デルフォイの巫女」⇒（預言者）が出張展示してました！音声ガイドのナレーターは六代目中村勘九郎！最終日なので会場を出る時は、チケット売り場がスゴイ行列でした！朝早く会場に行って良かったです！

次に東京国立博物館では《運慶・快慶周辺とその後の彫刻》が展示！せっかくなのでもちろん観て来ました！

何年か前に佐賀県立美術館で開催してた《運慶流》で展示してた仏像でした！奈良の大仏師：運慶作、栃木県の光得寺にある【厨子入り大日如来坐像】をまた拝めました！（＾＾）他は、常設展を回って、とりあえずホテル帰って休憩！

で、夜は日本一の歓楽街、不夜城こと歌舞伎町で食事して、今回はゴールデン街に!!

昭和レトロな雰囲気でいい感じのエリアでした！ＢＡＲバスターっていう店に入りカクテル＆ウイスキー！チャージ￥５００でボウモア１２年￥１０００と歌舞伎町内でこの安さ！（＾＾ゞ

帰りに歌舞伎町内で見つけました！ＴＶで観た中毒者続出の【ラーメン二郎】!!もちろん並んで食べましたーっ!!・・・が、豚骨になれてるせいか、イメージより塩辛い感じの味でした。

　遅い時間ですが、行列が絶えない店！

２日目は、三鷹にある【三鷹の森ジブリ美術館】に行って来ました！

こないだ、福岡アジア美術館で開催してる【スタジオジブリレイアウト展】を観てきたので、今回は三鷹の本店！？まで行って来ました！

※三鷹のジブリ美術館は、いきなり行っても入場できませんのでご注意を！！　入場制限をしてるみたいなので、前の月の１０日～入場チケットをネット、ローチケなどで売り出すので、入館日と時間指定で事前に購入しないと入れませんので！

森の中にある感じで、会場に入ると最初に２０分間の映画を鑑賞！　館内はアニメ制作の初期から今に発展した技術の展示！　ホロスコープ、レンズの仕組みなど自分で動かせて、楽しめます！　館内が不思議な空間のイメージでジブリ作品の中に入り込むような作りでした！　他に展示品はアニメ制作に必要な、いろんな図鑑、雑貨、小説、雑誌などなど山ずみで、いろんな知識を勉強してアニメ制作をしてるということです！屋上には、ラピュタに登場するロボット兵が立ってました！２階に手書きのジブリキャラクターが壁に沢山貼ってあった中に、ジブリとは違う手書きのキャラクターが!!　自分もＤＶＤを持ってるユーリ・ノルシュテインの【話の話】のハイイロオオカミの子と兵隊、【霧の中のハリネズミ】のヨージックとフクロウの絵がありました！　以前にノルシュテイン展をしたらしく、本人が来て描いて行ったそうです！　宮崎駿監督や、あの手塚治虫先生も憧れてる最高峰と言われるぐらいのロシアのアニメーション映像作家なんです！他に、絵コンテ室で高畑監督の【火垂るの墓】の絵コンテをオープニングとラストを読んでたらアニメを思いだして、主人公の清太と節子のラストシーンが浮かんで・・・ちょっと涙出そうに・・・２２日にＴＶ放送！

会場は、宮崎駿監督が引退のせいなのか、多かったです！行けて良かったです。

次にそのまま、汐留まで行き、パナソニック汐留ミュージアムまで！

【モローとルオー－聖なるものの継承と変容－】 師弟関係の特別展が開催で観て来ました！

巨匠ギュスターヴ・モローは元々、ステンドグラス職人で絵を描き始め、神話と聖書を独自の印象で描き続けた画家です。モローの代表作【出現】はありませんでしたが、展示作品で【ヘラクレスとレルネのヒュドラ】ヘラクレスがヤマタノオロチみたいな９の頭を持つ蛇と戦う１シーンなど、【ハムレット】シェイクスピアの小説でハムレットが、叔父の王に無理やり毒ワインを口に流し込む１シーンなど！凄い作品でした!!

ルオーは、１９００年代になって絵の感じが変わったみたいで、１８００年代の作品とは違ってました！