永遠の都 ローマ展
【永遠の都 ローマ展】
新年から開催した2000年以上の古代ローマの歴史展
世界最古の美術館と言われてる、ローマ カピトリーニ美術館
1471年に教皇シクストゥス4世が保管していたローマの美術品や『カピトリーノの牝狼』、『マルクス・アウレリウス・アントニヌスの騎馬像』などをローマ市民に寄贈し、美術館として建てられた事からが始まりという事です
騎馬像は1538年に教皇パウルス3世によって美術館周辺のカンピドーリオ広場に移設され、翌年に広場の設計がルネサンス三大巨匠の一人、ミケランジェロ・ブオナローティによって改築されたそうです
記念すべき最初の展示物が『カピトリーノの牝狼』
展示品はレプリカですが、本物は紀元前700年代に作られた銅像
納骨碑、豹と猪の争いの彫刻、紀元前200年~300年ぐらいのお金
ユリウス・カエサルの肖像、プトレマイオス朝皇妃の頭部、ハドリアヌスの肖像
頭部だけで1.8mのコンスタンティニスの巨大像の一部のレプリカ
老女像、グレゴリウス9世のモザイク画、有名なミケランジェロの肖像画
会場で一番の見どころのカラヴァッジョの『洗礼者聖ヨハネ』モデルは弟子らしい
グエルチーノの『洗礼者聖ヨハネ』
ティントレットの『キリストの鞭打ち』
マイセンの『アモルとプシュケ』
トラヤヌス記念碑柱の一部
カピトリーニ美術館は日本と繋がりがあり、1585年に天正遣欧少年使節団がローマ訪問、1615年は慶長遣欧使節団、1873年は岩倉具視の使節団がカピトリーニ美術館訪問、1876年に日本初の美術教育機関として美術学校にイタリア人が教師を招いて彫刻の授業を習ったりと交流があったようです
会場では約70点の紀元前からの品や有名絵画など展示
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福岡市美術館で3月10日まで