熊本県立美術館 [本館]
【ジョルジュ・ルオー展】
熊本県立美術館で始まったフランス絵画の巨匠!ジョルジュ・ルオー特別展。
以前、行った東京汐留にある【パナソニック汐留ミュージアム】のコレクションを熊本県立美術館で企画展してたので行って来ました!
熊本県立美術館は何年か前のマルク・シャガール展が最後だったような?!・・・
ギュスターヴ・モローの弟子のルオーとは、元々ステンドグラス職人を目指してて、モローの絵画教室に入り、画家を目指した人物。
ジョルジュ・ルオーはカトリック信者なので、イエスや聖書の一場面などを描いた作品が多いんです。
展示作品は、シリーズ物の第一次世界大戦中の人間の辛い悲しい生き方をモノクロで描いた『ミセレーレ』シリーズ!生きるとは辛い行為・・・、正反対の色彩鮮やかな『サーカス』シリーズ、イエス誕生からの新約聖書の場面を描いた『受難』など! 他、罪を裁く難しさを赤と黒の正反対の色で描いた『裁判官たち』、旧約聖書の中の脱エジプト記から預言者モーセが約束の地に導いてる『エクソダス』など約150点を展示してます。
熊本県立美術館で11月23日まで。
【ほとけの里と相良の名宝】
熊本県立美術館の別展示室では、熊本の【相良三十三観音霊場めぐり】がある、人吉球磨の寺院の仏像、領主の相良氏の甲冑、手紙、いろんな品を展示!
相良三十三観音めぐりは年に2回、御開帳され、各地から巡礼に訪れる場所なんです!
仏像もいろいろと展示してて、その中でも城泉寺阿弥陀堂の《木造阿弥陀如来三尊像》は美しい仏像でした!
天部では、毘沙門天、火炎光背の不動明王立像も迫力あって、有名な仏師が彫った仏様も展示してました。
巻物では、秀吉の朱印状や、関ヶ原の戦い関係の品も展示!
いい仏像見れて良かったです(^^)ゞ
熊本県立美術館で11月29日まで。
久々の熊本城と加藤清正神社も見学!
戦国ブームなのか、観光客も多く、観光バスだらけでした!
熊本駅からは路面電車より、有料¥150の【しろめぐりん】巡回バスが便利で、城内専用は無料シャトルバスで気軽に観光できます。
帰りの熊本駅では観光列車が停車してました!
熊本駅⇔三角駅運行の【特急 A-列車で行こう】
熊本駅⇔人吉駅運行の【SL 人吉】
古い機関車なので動かせる状態の整備と観光列車用にする客車の制作費で6億円とか!!
1日に1往復のみで、しかも日にちがバラバラなので、事前に運行状況を知らないと遭遇しない車両です!
※ドクターイエローより数段、遭遇する確立は多いですけど(^^ゞ
A‐列車とSL人吉が並んで停車してましたが、SLの存在感が凄すぎて、沢山の人が写真撮影、A-列車の存在感が薄く、寂しそうなテールランプで回送して行きました・・・