THE 世界名作劇場展
【THE 世界名作劇場展】
子供の頃、観てた【カルピス まんが劇場】
3歳~4歳ぐらいから見始めた漫画は『アンデルセン物語』~『ムーミン』~『山ねずみロッキーチャック』~『アルプスの少女ハイジ』~『フランダースの犬』~『母をたずねて三千里』~『あらいぐまラスカル』それからは、たまに見てたぐらいで、17~8歳ぐらいの時々『小公女セーラ』をたまに見て、可哀そうな漫画と思いながらチラホラ見てたのが最後。
一番最初の放送アニメは手塚治虫先生の『どろろと百鬼丸』が1969年放送なのですが見てた記憶にないんです・・・
『THE 世界名作劇場展』は日本アニメーションの原画、イメージボード、スケッチ、セル画、グッズなど当時の懐かしいのが展示!
歴代アニメが沢山あるので、それぞれ数枚から何十枚の作品を展示し、名作の『フランダースの犬』は沢山展示してて、登場する村の配置図のスケッチボード、キャラクター担当は森康二(もりやすじ)担当で高畑勲さん、宮崎駿さんたちも同じ出身です!
ジェハンじいさんは最初はメガネ姿で描く予定だったようで、パトラッシュの歩き方のコマ、最後の名シーンのアントワープ大聖堂のルーベンスの絵を観れたネロがパトラッシュに最後、『僕も、もう疲れたよ・・・』で眠るように2人が昇天・・・イメージスケッチなど、観てて思い出すと泣きそうになるぐらい・・・
1976年『母をたずねて三千里』はマルコ・ロッシが遠い母に会いに行く為にいろんな危機を経験し、アメデオと旅を続けるアニメで原画は一生懸命に生きるマルコの様子の絵など
21話【ラプラタ川は銀の川】に登場したマルコが見た夢の絵がジョルジョ・デ・キリコ作の『通りの神秘と憂鬱』を元にして描いてるように思いました(^^)
1980年『トム・ソーヤの冒険』も世界有名作でした!
1985年『小公女セーラ』は19世紀のロンドンを舞台にしたフランシス・ホジソン・バーネットさんの小説で当時、放送の途中や最終回は見てなかったのですが、今年、土曜の朝で放送してたので改めて、1話から46話を毎週見て、一文無しになったセーラ・クルーに対するイジメが凄かったアニメでした・・・
原画展では色々と説明がしてあり、黒川文男監督が学院の経営者のミンチン院長先生に焦点をあてた女の嫉妬を描くなど、キャラ設定のミンチン院長と妹のアメリア先生とセーラの最初のイメージの絵はミンチン先生の目が$(ドル)マークで描かれ、セーラが呆れて眺めてるスケッチ・・・など!
屋根裏部屋の模型もあり、細かく描けるように当時、造ったようでした。
エンディングアニメーションは馬車やバスが横ロールして行く絵でしたが、監督がアニメ製作の為にイギリスに行き、町の風景を観察に立ち寄ったヨーク・キャッスル博物館で買ったポスターが展示してて、あの馬車や車の絵だったので、それを元に、エンディングに決めたと!
1917年には外国で白黒映画も公開されてます。
名作劇場最後の1996年『名犬ラッシー』から10年後の2007年には舞台も何回も観たジャン・バルジャンとコゼットの『レ・ミゼラブル』もアニメ化で復活!
1975年に放送してた、よく観てた『みつばちマーヤの冒険』も展示で、みつばちの城の内部、マーヤとカッサンドラ先生のセル画など!
名作劇場シリーズではないですが、日本アニメーション製作なので『未来少年コナン』も展示! よく観てた好きなアニメです。
もちろん高畑勲さん、宮崎駿さんの描いた原画も展示してました。
こないだから昔のアニメ原画展に連続で行きましたけど、どれも懐かしかったです(^^ゞ
この年齢になって、改めて子供のころの懐かしい物見ると、色々と思い出し、若い頃には無い気持ちが湧いてきますよ(T^T)