【ジブリの立体建造物展】
　
熊本市現代美術館で開催中の、スタジオ ジブリ特別展！
４月の熊本大地震で鈴木敏夫プロデューサーが元気付けにと、熊本で開催！
ジブリ作品に登場する建物を３Ｄで表現！　実物大模型やジオラマ模型です
『千と千尋の神隠し』では千尋の両親が美味しそうにムシャムシャ食べてた屋台の鳥肉の山！
湯婆婆、釜爺が居た油屋の大きい模型は３６０度、灯り、正面はもちろん、裏側の階段も再現！
『耳をすませば』の地球屋のジオラマ、『魔女の宅急便』のキキの部屋
『アルプスの少女　ハイジ』が住んでる巨大なジオラマ！ＳＬも走ってます。
他にも色々と模型がありました。
ジブリ作品の建物は【ありそうで無い建物】、【人工物と自然】、【意識と無意識】などイメージして描いてるそうです。
模型の他にイメージボード、原画なども展示してます！
原画で見ると油屋の内部は凄く細かく描いてて、天井は日光東照宮や二条城をイメージ
じゅうたんデザインも洋風で、襖絵は狩野派を思わせる和の絵や礼拝堂を思わせる洋の絵
宮崎駿監督はリアリティ、リアリズムを大事に描いてます。
『天空の城　ラピュタ』に登場のラピュタは、よく見るとピーテル・ブリューゲルの【バベルの塔】ですね！
旧約聖書の中で出てくるバベルの塔は神に近づこうと、人間が天まで建ててた塔なんです！
建設途中で神の怒りを買い、様々な言葉にし、人間同士の会話を通じなくしたと！
これもラピュタの誕生に関係あるのでは！
 
ジブリ立体建造物の一番の最大の展示物は、東京の三鷹にあるジブリ美術館その物なんです！
時間と交通費は掛かりますが、ジブリ作品が好きな方は一度は行かれてみては？！
屋上には巨人兵が立ってます。
入場は完全予約制なので、いきなり行っても入場出来ないので１ヶ月前から日時をローチケであらかじめ購入してからです。

現代美術館を出て、近くなので熊本城まで！
地震後、初めて行きましたが、実際に現地で周りを見たら無残な状態でした・・・
　

芭蕉っぽい句で清正に例えたら『むざんやな　かぶとでかくし　なみだのむ』
加藤清正が今の熊本城を見たら兜で顔を隠して涙をこらえるでしょう・・・

元の状態に何十年かかるかもでしょうが、１日も早く天守閣から熊本市内を見れる事を祈ります。　　

人気のラーメン店も寄り、豚骨ではない、煮干スープ！にぼらやラーメン美味しかったです。

熊本駅は全国でも少ない０番ホームがあります。