ルーヴル No.9
【LOUVRE No.9 ルーヴルが欲しがった漫画】
ルーヴル美術館特別展【LOUVRE No.9】とは!?
今まで美術館や博物館などで芸術として認められ展示してる物は、《古代ギリシャ・ローマ・エトルリア》、《古代オリエント》、《古代エジプト》、《イスラム》、《彫刻》、《工芸》、《素描=デッサン・版画》、《絵画》の8つの芸術項目でしたが、世界三大美術館の1つと言われるフランスのルーヴル美術館が2005年から『BDプロジェクト』=bande dessinée バンドデシネプロジェクトというのが始まり、1793年開館から200年以上の歴史を持つルーヴル美術館が認めた9番目の芸術が《漫画》、マンガが凄い現代アートだという事で、今回は世界中で活躍してる人気マンガ家に何年も前から依頼し、皆さんアニメを描くために何度もルーヴル美術館に足を運んで構想を練り、ルーヴルに関連したマンガを完成させたそうです。
日本からは古代ローマ『テルマエ・ロマエ』のヤマザキ・マリさん、好きなご長寿マンガ、スタンド使い『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦さん、美味いもの漫画『孤独のグルメ』の作画を担当した谷口ジローさん、谷口さんは今年の2月に他界されました・・・、漫画家であり特撮のコスチュームデザインも手掛けてる寺田克也さんなど、日本人7人と外国人9人の漫画芸術が展示してます!
会場に入るとルーヴルではモナリザの次ぐらい有名な『サモトラケのニケ』サモトラケ島で見つかった作者不明の勝利の女神像の原寸大レプリカが漫画に囲まれて立ってます!
レプリカですが、原寸大なのでちょっと感激しました!
クリスティアン・デュリユー作『魔法』はダヴィットの《ナポレオンの戴冠式》が登場
エンキ・ビラル作『ルーヴルの亡霊たち』は全ての作品には霊が宿ってると・・・
ヤマザキ・マリ作『美術館のパルミラ』はISから破壊された遺跡を守る考古学者の話
荒木飛呂彦作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』はヘブンズドアーのスタンド使い、岸辺露伴が女性を追ってルーヴルへ! そこに黒い絵が!・・・、岸辺露伴が《瀕死の奴隷》の彫刻と同じポーズのジョジョポーズもあり!
ダヴィッド・プリュドム作『ルーヴル横断』はルーヴルに来てる観客が作品と同じ仕草をしてる事に気付き、それを漫画に! 言われてみればそうです漫画でした
というようなルーブルと漫画のコラボ作品で、会場内は漫画の中に入り込んだような展示でした!
有料ですが、音声ガイドのナビゲーターは人気の声優、神谷浩史さんです。
有名CVでは《進撃の巨人:リヴァイ》 《ONE PIECE:トラファルガー・ロー》 《ボボボーボ・ボーボボ:ヤシの実マン》などなど沢山です。
漫画でルーヴルを題材にし、いろんな作品が何気に登場や芸術の勉強にもなるようなマンガ展でした。
第二次世界大戦ではナチスから作品を守り、激動な復活をした芸術の最高峰と言われるLOUVRE美術館がマンガに興味を持ち、イラスト、表現力、ストーリーと、日本の漫画家を認めてるぐらいなので、日本のマンガアートレベルは高いのでしょう!!
世界中で知られてる日本人漫画家は『ドラゴンボール』の鳥山明先生、『うる星やつら』の高橋留美子先生、『ドラえもん』の藤子不二雄先生のお二人や他にも沢山いますが、最も有名で1番に名前が上がるのは『鉄腕アトム』『火の鳥』『どろろ』『アドルフに告ぐ』など沢山の有名作品を描いた手塚治虫先生でしょ!
福岡アジア美術館で5月28日まで!