大報恩寺の慶派
【京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ】
1220年の歴史を持つ大報恩寺で京都では『千本釈迦堂』の名で有名な寺
本堂建物も国宝という、その中にすごい仏像が!
そこに安置されてる慶派の仏像を東京国立博物館で慶派仏師、快慶と定慶の作品を展示!
奈良仏師スーパースターの運慶の後継と言われた実力派仏師:肥後定慶
展示仏象は『六観音菩薩像』
密教の【六道】、地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅道、人道、天道に落ちた者を救う仏
地獄道は『聖観音』
餓鬼道は『千手観音』
畜生道は『馬頭観音』
修羅道は『十一面観音』
人道は『准胝観音』
天道は『如意輪観音』
の6体
光背も別に外されて展示!
会場は聖観音菩薩立象のみ写真撮影OK!
ここも写真OKの箇所があり、今はフラッシュと自撮り無しの撮影OKが増えてます
運慶とタッグを組み東大寺南大門の金剛力士立像を作った快慶の展示仏は『釈迦十大弟子』
智慧第一の舎利弗しゃりほつ
説法第一の富楼那ふるな
神通第一の目連もくれん
論議第一の迦旃延かせんねん
頭陀第一の摩訶迦葉まかかしょう
持律第一の優波離うばり
天眼第一の阿那律あなりつ
密行第一の羅喉羅らごら
解空第一の須菩提すぼだい
多聞第一の阿難陀あなんだ
の10体
その真ん中に快慶の後継者である行快作、釈迦如来坐像!
13世紀の仏像ですが、状態がよく美しい仏像でした
他は狩野派の描いた屏風、扇子絵、書など
展示仏象など少なく、重要文化財だけで国宝はないですが、六観音菩薩像仏は美しく、十大弟子の表情は優しい顔もあれば、怖い顔もありました。
慶派の定慶が付く名前は4人も存在したようです
12月9日まで東京国立博物館/平成館で開催中
いつもは福岡空港から羽田空港行きを利用しますが、今回は初めて佐賀国際空港から羽田空港を利用しましたが、便利よかったです