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ギュスターヴ・モロー展

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【ギュスターヴ・モロー展】
~サロメと宿命の女たち~

 
パナソニック汐留美術館で好きな画家の展覧会があり、代表的な作品『出現』が来日
モローは神話や聖書をテーマの作品が多く、『オルフェウス』、『オイディプスとスフィンクス』、『馬に食われるディオメデス』など好きな作品も多く、今回はモロー美術館から70点を展示

一番の展示は『出現』
ユダヤの王女サロメが洗礼者ヨハネの首を出す1シーン
他の画家も描いてますが、トレーに置いてたり、持ってたりですが、モローは目の前に出現させる幻想的なシーンが有名なんです
王女ですが、呪術師のような衣装と室内の模様がいっそう怪しいシーンに見せてます。
他にヨハネの斬首前と斬首後にサロメが首を持ち去る場面など、他の画家とは違う引き込まれるようなスゴイ作品があるんです
出現のサロメが刺青だらけのスケッチも凄い!
『死せるオルフェイス』はバッカスの残虐な印象を与える作品
『エウロペの誘拐』も有名で、主神ユピテルが浜辺にいるエウロペを気に入って連れ去ったシーン
『トロイヤの城壁に立つヘレネ』ヘレネはテルモピュライの戦いで有名なスパルタ軍レオニダス王の妻ですね!映画『300』
『レダ』もダヴィンチやいろんな画家も描いてる作品で、最高神ゼウスが白鳥に変身してレダに近づく1シーン

2013年11月のモロー&ルオーから久々のパナソニック美術館でした
名称がパナソニック汐留ミュージアムからパナソニック汐留美術館に変わってました

10月1日から福岡市美術館でも巡回開催されるので、また行きますけど、来ない作品もあるので東京も観て来ました。