侍展
【侍 ~もののふの美の系譜~】
福岡市博物館で開催中の甲冑や刀の大特別展覧会!
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日本刀だけで60~70点は展示してて、展示は短刀、脇差、太刀、薙刀、槍と全国から国宝、重要文化財など沢山!
日本刀の美しさは反りと波紋!
日本以外の剣は直刀ですが、反りがあるのは日本だけのようで、刀を納める鞘の美しさも素晴らしいのです
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福岡市博物館は名刀を所蔵し、黒田家ゆかりの国宝、織田信長から受け継いだ名物『圧切長谷部』
オーロラのような波紋が特徴で棚もぶった切ると言われる凄まじいのが特徴
※写真は今年の2月に黒田家の名刀展示の時の写真で、侍会場では撮影禁止です
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北条氏直から受け継いだ名物『日光一文字』
福岡一文派が造り、波紋の丁字乱れが特徴
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あと大槍の名槍『日本号』も所蔵ですが、展示してなかったような・・・
13世紀ぐらいには刀を守り刀として、墓の中に一緒に納めてたようで、神聖なものだったようです
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大男が振り回すようなデカイ大太刀があり備前長船派の刀工:銘『備州長船倫光(びしゅうおさふねともみつ)』の迫力ある刀で国宝では最大級の大太刀です
徳川家康から黒田家に受け継いだ短刀:銘『吉光』
京都の来派の太刀、国宝の銘『来国光(らいくにみつ)』は九州国立博物館の所蔵
薙刀直し刀:名物『骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)』名のとおり骨までシャキーンッ!と
王貞治さんから九州国立博物館に贈与された刀、銘:『九州肥後同田貫上野介(きゅうしゅうひごどうだぬきこうずけのすけ)』
甲冑は黒田長政仕様のカブト飾りが特徴の『銀箔押一の谷形兜(ぎんぱくおしいちのたになりかぶと)』
黒田官兵衛のおちょこを反対にした特徴の『朱漆塗合子形兜(しゅしつぬりごうすなりかぶと)』
目立ちすぎて関ヶ原の戦いで一番に標的になった『銀大中袴半月脇立形兜(ぎんおおながぐりおおたてものわきだてずなりかぶと)』
など、刀、甲冑、絵巻、手紙など150点ほど展示してます
会場は、刀剣ブームのせいか、若い女性が沢山来てました
福岡市博物館で11月4日までの特別展
11月16日からは浮世絵展です