ハプスブルク展
【ハプスブルク展】
『ハプスブルク 600年にわたる帝国コレクションの歴史』
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半世紀にわたりヨーロッパで最大の勢力を誇ったオーストリア皇帝の大貴族、ハプスブルク家の至宝をウィーン美術史美術館から絵画、版画、工芸品、武具など100点を展示!
有名なハプスブルク家なので、凄い物が見れるのでは!と、国立西洋美術館まで!
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会場入ると、すぐに中世の甲冑が展示!
1500年前後の鎧で、神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世やオーストリア大公フェルディナント2世の細かい装飾が入った綺麗な甲冑、馬に乗って槍で戦う時の専用甲冑など凄い綺麗で500年前の鎧とは思えないぐらい!
ほら貝の水差しは前側にポセイドンと思われる彫刻があり、貝を背中に抱えたデザインが凄い!カッコいい!
自分が好きなデザインで当時のセンスが良すぎる!
ブロンズの彫刻では戦いのヘラクレスがケンタウロスを打ち倒す一瞬のシーンの彫刻が迫力がありすぎて凄い!
金を細い糸にして5センチぐらいの複雑な編みかたで作った小籠も職人すぎる!
打ち出し技法で作った鉢の飾りも凄い!
フランツ・ヨーゼフ1世のピストルはダイヤのようなキラキラした装飾で美しい銃!
シャーベットを入れるメリーゴーランドのような容器がカメオ、金、貝などで作った凄いデザイン!
絵画では宮廷画家のディエゴ・ベラスケスは有名なマルガリータ王女も展示!
悲劇の王女マリー・アントワネットと母のマリア・テレジアの肖像画も!
アルブレヒト・デューラーはアダムとエヴァの絵!
他にカッコいい絵では、ローマの英雄を一人一人描いた戦士、剣闘士など!
ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、ブリューゲルなど!
思った以上に凄い展示品が沢山あり、ウィーンのお宝を拝見出来ました
2020年1月26日まで、東京国立西洋美術館で開催