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バリンダロッホセミナー

 
【バリンダロッホ・ウイスキー・セミナー】
  
新しく2014年9月から蒸溜が始まったスコットランド、スペイサイドモルトのバリンダロッホ蒸留所
近くにはグレンファークラス、クラガンモア、トーモア蒸留所もある場所
  
ポットスチル(単式蒸溜機)は初溜、再溜が1基づつで年間75,000Lの63.5%のニューポット(アルコール)を製造、蒸留所では小さめで、麦の香りも強く、かすかに洋ナシのような香り
マザーウオォーター(仕込み水)は近くの7ヶ所の川から引き、原料の大麦は自社で作ってて、大麦麦芽の搾りかすはアンガスビーフの餌にして無駄のないエコ
マッシュタン(糖化槽)で1回に1tの麦汁を作り、木桶のウォッシュバック(発酵槽)はあらかじめ温めておき、140時間の長時間発酵(通常は50~60時間が平均)という発酵か終わってもそのままにしておくということのようで、ウォッシュバックは4基
年間75,000Lなので毎日、ニューポットを作ってるわけではなく、1回の蒸留で約2,000Lなので年38回の蒸溜で、蒸留所内外にあるパイプのバルブが160個もあり、全て人の手で開け閉めして、コンピューターなしの伝統的な手間の掛かる製造
  
今回、4種のテイスティングサンプル

【ニューメイク63.5%】
特別サンプル品
  
【ヴィンテージリリース50% 2015】
今回、日本発売のウイスキー
  
【バーボンバレル61.1% 2016】
UK向けのファーストフィルとバーボンバレルを50%づつブレンドのウイスキー
  
【シェリーバット60.8% 2015】
レーズンの香りが強いUK向けだけのウイスキー
  
チャールズ3世国王とカミラ王妃も訪れてチャリティーウイスキーもオークションに出品という王室御用達ウイスキー
  

今はノンヴィンテージのみ販売で年数表示は今のところナシ
もう何年か熟成するといい感じになるようなウイスキー
  
今回、講師はバリンダロッホ創業者が務め、伝統的な方でバリンダロッホ・キャッスル・アンド・ガーデンズという、お城に住んでて、ゴルフ場もあり、広大な土地所有のガイ・マクファーソン・グラント氏でした