美のワンダーランド
【美のワンダーランド 十五人の京絵師】
九州国立博物館で開催の日本画展!!
江戸時代に京都の二条城から八坂神社の中心にある場所に住んでた京絵師15人の展覧会!!
円山応挙、長沢芦雪、伊藤若冲、曾我蕭白、与謝蕪村、他、有名絵師!!
円山応挙の6曲1双【雲龍図屏風】!!左の屏風は龍が上左から右下に回り込み、右の屏風は下中央から上部に左に昇っていく龍の姿を時計回りに飛んでる様に描いた作品!天才の応挙は当時、2次元を3次元に描く技法で、観る人が絵の中に居るかのような描き方です!
長沢芦雪は応挙の弟子で、墨を使った自在の筆使いの得意な画家です!
群鶏図など花鳥図を得意とする伊藤若冲は、絵を描きだしたら家に引きこもり、完成まで一切、家から出なかったという江戸の写実主義と言っていい『オタクの元祖』の意名を持つぐらい、究極の繊細な絵です!!若冲の絵を観るなら、6~8倍の遠近両用の単眼鏡で観るのがおすすめです!観る価値あり!!
与謝蕪村の【奥之細道図巻:おくのほそみちずかん】は、俳諧師の松尾芭蕉が、江戸~日光~平泉~金沢~・・・と、みちのくを旅した跡を俳句と絵で巻き物にした作品です!旅立つ最初の方です!自分も奥の細道は読みましたので、観てて芭蕉の俳句を思い出しました!芭蕉が旅立つ最初の句『行く春や 鳥啼き魚の 目は涙:ゆくはるや とりなきうおの めはなみだ』芭蕉先生が旅立つ時に弟子たちが惜しんで泣いてるようすの句!
ほか、狩野派の一人など全15人絵師!!
展示作品は7/10~8/5の前期だったので30点ぐらいです!
後期は8/7~9/2まで!ほとんどの作品が入れ替えますので、後期も足を運びます!!