【江戸の粋 印籠展】
　　　
九州国立博物館、文化交流展示室の１室内に展示してます。
印籠って、水戸黄門！徳川家の三つ葉葵紋が有名ですが、何となぁ～く観てみようかと展示されてた印籠を観たら凄かったです！
煙草より小さめぐらいの入れ物に日本の職人技術がビッッッシリと詰まったお洒落な煙草入れ、薬入れでした！
本体は、木を型に合わせて切り出し、４段の層が組み合わせられる！
漆など何層にも塗ったり、繊細な螺鈿仕上げ、彫刻などデザインは蒔絵や、光琳作を思わせる燕子花（かきつばた）、鳳凰、表絵は弁慶が槍を振りかざすと、裏絵には牛若丸こと義経が宙を舞う作品、銀細工など様々、手の平に収まるサイズの中にいろんな物語を作り上げた目の保養になるような作品が１２０点ほど展示してます！
他に、高円宮様がコレクションしてる、高価そうな凄い根付（印籠をぶら下げるストラップ）のみが１４点を展示！細工が細かすぎて、肉眼よりギャラリースコープで見た方が技術がわかりますよ！　　　　
　　　　
印籠コレクションは、フィンランドの方が所有してるそうです！
日本の美に魅了されて長年、収集をしてたそうです！
　　　
今や、日本のいろんな技術は世界が注目するぐらいですからね。
３月１０日まで開催です。（＾＾）