【ダリ展】
　
東京、国立新美術館で開催した２０世紀美術で有名なスペイン出身のヒゲがトレードマークの『サルバドール・ダリ』
ダリと言えば有名な代表作は時計が溶けてるのが印象的な【記憶の固執】ですが、残念ながら展示はありませんでした・・・
が！、
人気のサルバドール・ダリだけの特別展は中々なく、これほどの作品を一気に見れる機会がないので行って来ました！
当時はピカソに影響を受け、似た感じの絵を描いてたようで、のちに革命家のレーニンや政治家ヒトラーを共感し、ダリ独特の絵になったようです。
テーブルの上の料理は『なんじゃこりゃ！！』と言いたいディナーや、おなじみの全て溶け、流れてる物や、物同士が人間のように犯罪を犯すような絵、ドアから見えるファスナーが女性器を思わせる絵、ミロのヴィーナス像を作り、身体中に引き出しを付けたりと、一見、奇妙な感じですが、全て人の心の中を表してるようで、短編映画もあり、タイトルが『白い恐怖』は、幻想的なシーンをデザインし、なんと監督が『裏窓』、『サイコ』などで有名なアルフレッド・ヒッチコックでグロテスクなシーンもあり、何か凄い映像でした！
ウォルト・ディズニーからも以来があり、脚本、アニメーションキャラクターがダリが担当し、アニメ製作をディズニーが担当し、ダリの世界感が広がるアニメで面白かったです！
宝石のデザインも手掛け、『ドン・ファン・テノーリオ』の舞台デザインや作品のタイトルなど、ダリしか作れないような風変わりな作品で楽しめました！
ラファエロも好きみたいで、タイトル、登場人物が何点かありました。
３ｍ×４ｍの大作もあり、ダリ流の不思議の国のアリスも展示！
 
　
殆ど不気味な感じも多いですが、面白さ、何でこの発想など、見る価値ありです！
会場に１０時前に行ったのですが、すでに沢山並んでました！
凄い人気なんです（＾＾）


　【聖徳記念絵画館】
　
六本木から大江戸線で近くの明治神宮外苑に明治天皇と皇后、皇太后の御聖徳を永く後世に伝えるために建てられた外苑のシンボル的記念館で【聖徳記念絵画館】まで！
外観も格式ある造りで入る前にお辞儀して一礼するような建物で、内部に入ると国会議事堂の内部にあるような造り！
ずらりと並んでる大きい絵は皇室の行事の様子や説明が沢山あり、初代の神武天皇に参拝の様子や、【御元服　ごげんぷく】＝成人式、【践祚　せんそ】＝天皇の位を受け継ぐ、【歌御会始　うたごかいはじめ】＝明治天皇を中心に歌会や、最初の京浜鉄道開業時の新橋駅の見学、貨幣制度の改良の様子など、幕末、明治維新の事、他には明治天皇の御料馬＝愛馬＝【金華山　きんかざん】の本物のハクセイと骨格のレプリカが展示！　
ちなみに『我が生涯に一片の悔い無し！！』の拳王ことラオウの愛馬は【黒王号こくおうごう】でした（Ｔ＾Ｔ）
他には、皇室用語など、珍しい樹木の【ヒトツバタゴ】という運気が付きそうな丸太もあり触って来ました（＾＾ゞ
常設の絵と説明は８０点ほどあり、１９２６年完成の建物内部も見る価値ありますよ。