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ヴァチカン美術館 天国への入口

 【ヴァチカン美術館 天国への入口】
 
イタリアにある歴史の古い『ヴァチカン美術館』映像
VATICAN MUSEUMS!最後の複数形のSは進化する美術館の意味という事です!
時間とお金の都合で現地までは行く事が出来ませんので、せめて映像でと、福岡ではキャナルシティシネマでしか観れない3D映像なので、せっかくですから観て来ました!
5.1チャンネル4K3Dフルハイビジョン映像で見せる、ローマ教皇の美術品などを集めた、1503年からの500年以上の歴史ある美術館のいいとこ撮りだけの映像!
最初はブドウ畑から見つかった『ラオコーンの群像』から始まり、ユリウスⅡ世の所蔵品などを展示!
イタリアルネサンス3大巨匠といえば、ミケランジェロ、ラファエロ、ダヴィンチ!
紹介映像は、ミケランジェロ作『ピエタ像』、ラファエロ作『アテナイの学堂』、ダヴィンチ作『聖ヒエロニムス』など!
ピエタ像はカラバッジョ、ダヴィッド、ピカソ、ゴッホ、ダリなどたくさんの画家が描いてるくらいお手本にしてるんです。
アテナイの学堂は古代ギリシャの哲学者:アリストテレス、ピタゴラスなど沢山の学者、数学者などを描いた有名な作品!アリストテレスは紀元前4世紀ぐらいの学者で、絵画などでよく見る、アレキサンダー大王の教師だった人と、以前ちょっと読んだ本に書いてたような?!・・・
聖ヒエロニムスは東京上野で開催したダヴィンチ展に下絵が展示してました!
映像の一番の見所は、4Kカメラが始めて入ったシスティーナ礼拝堂のミケランジェロが4年の歳月をかけて完成させた天井画! 旧約聖書の『創世記』 有名な場面は神がアダムに命を吹き込もうとする、指と指が着く瞬間の『アダムの創造』、人間最初の罪『楽園追放』!
そして再び、約30年後の60歳を超えた巨匠:ミケランジェロが挑む正面に描く祭壇画! 他では珍しい、肉体美のイエスが人間を天国と地獄に裁く場面の壮絶な瞬間!『最後の審判』!
ミケランジェロ・ブオナローティは、世でもっとも美しいものは神が創りあげた『肉体』ということだったのでイエスをたくましく描いてます!
2013年に国立西洋美術館でミケランジェロ展に行った時に、システィーナ礼拝堂500年祭の映像が10分だけ流れてたんですが、今回の製作年も2013年なので、見た映像と同じかも?!
彫刻、絵画、天井画を4K3D映像が目の前に迫ってくるようで、絵も立体に浮き出てて、美しい映像、臨場感でした!
でも興味ない方は、寝ちゃいそうかも・・・
 
66分間の日本語ナレーションは『世界の車窓から』の俳優:石丸謙二郎さん
ヴァチカンまでは無理ですが、また、徳島にある大塚国際美術館の礼拝堂を再現した創世記、最後の審判を見に行きたくなります(^^)ゞ