二月博多座大歌舞伎 2014
博多座で昼の部の歌舞伎!
中村橋之助、翫雀、錦之助、扇雀、片岡市蔵などが出演!
一幕目、御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)
勧進帳=(お布施)と言えば定番みたいな十八番演目で弁慶と義経が登場!
弁慶と言えば、赤い神社の鳥居メイクと蟹の足のような髪型が特徴で凄みを演出!
今回は弁慶が義経を助ける話で、見せ場は最後は弁慶が役人の首を取って、大桶で芋洗い状態!
二幕目、二人椀久(ににんわんきゅう)
長唄舞踊、狂乱物語と言う演目で、お金持ちのお椀屋の社長が大阪の遊女:松山太夫に惚れて、全て失い最後は自殺・・・
昭和26年に初めて歌舞伎舞台化されたとの事で江戸時代の実話だそうです。
舞台は、花魁の着物、打掛の柄が樹齢300年かのような松の樹と、黒帯の前結びしてた金、銀で描かれた扇の羽の蝶柄が凄く綺麗で高級そうな着物でした!!
三幕目、封印切(ふういんぎり)
飛脚屋が人から預かった三百両の封印を破いて、遊女梅川の身請け代に払う物語。
当時、飛脚屋などがお金を預かり、小判の束の封印を破いたら罰せられるらしく、張り付け獄門、死罪だったそうです・・・
平日に行ったのですが、空席が少し目立ったような・・・
今回も綺麗な舞台でした。(^^)
夜の部と博多座歴代の公演紹介