東京富士美術館コレクション
【ヨーロッパ絵画 美の400年 富士美術館コレクション】
佐賀県立美術館でいい洋画展覧会が5月8日まで開催
東京富士美術館所蔵3万点の中からヨーロッパ絵画コレクションの展覧会で、16世紀から20世紀絵画の400年の西洋絵画を約80点
宗教画、風俗画、肖像画、風景画、静物画、物語、造形とテーマによって有名画家の作品が一堂に展示
自分が一番、眺めていた一枚が、『サン=ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト』
ナポレオンが遠征の為に馬に跨ってポーズを決めてる姿が有名作品で世界で全5枚が存在、その1枚が富士美術館が所蔵し、作者は《ジャック=ルイ・ダヴィッドの工房》なのでダヴィッドも手を加えた作品
それぞれ、マントの色、馬の模様などが違います
富士美術館所蔵は赤マント! 本来、戦いに行くのに目立つ赤マントなど付けないので、ナポレオン化肖像画を注文するときに、カッコよく、ハンサムに描くようにと注文するので、ナポレオンの肖像画はみんなカッコいい絵なんです
他に『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』の中のナポレオンのみの肖像画も展示
宗教画ではカミーユ・コローが描いた『ユディット』風景画のイメージなので珍しいです、風景画ではイギリス最大の風景画の巨匠ウイリアム・ターナー、造形画ではルネ・マグリット、肖像画ではフランソワ・ミレー、ル・ブラン、アドルフ・ブグロー、ルノワールの『赤い服の女』、モネの『睡蓮』、他にも有名画家作品だらけで、印象派も好きな方も楽しめる美術展でした
そして、東京の高輪で発見された1872年、日本の最初の鉄道、新橋~横浜までの29㎞の間に海の上を走らせた2.7㎞間の高輪、150年前に作られた『高輪築堤』の線路と石垣が展示されてます
鉄道計画の発起人、早稲田大学、弘道館を創立した佐賀出身の大隅重信、初代総理大臣の伊藤博文が大蔵省の財務担当の時期に計画を立てた日本の将来を考えた鉄道計画
大隈重信が佐賀出身なので佐賀県立美術館前に展示、館内にも映像と説明書きが4月から常時展示されてます
車両は当初とは改良されてるようですが、10両連結もで走っていた先頭車両の蒸気機関車は埼玉県大宮の鉄道博物館に展示
佐賀県立美術館が行くたびに進化してます
これからも人気のいい展覧会があるのを楽しみにしております
佐賀出身の岡田三郎助アトリエ