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高島野十郎展

DSCF4122 【没後40年 高島野十郎展】
 
『孤高の画家』と言われた野十郎の没後40年&福岡県立美術館 開館30周年企画!
本名は高嶋彌壽(たかしまやじゅ)、久留米出身で今で言えば東合川で生まれ、合川小学校から明善高校に行き、東京大学農学部を首席で卒業!で画家を目指すという超エリートの、あまり例がない経歴の画家なんです。
子供の頃から絵を描くのが好きでしたが、当時、若い時から有名画家だったわけではなく、注目されたのが1949年に描いた、自分も好きな作品で、野十郎の中では大作の『すいれんの池』が世に出て、この絵が光を浴びたのが1980年で有名になり、高島野十郎が注目されます!
5人兄弟の兄のい1人は『海の幸』で有名な青木繁と交流があったり、長崎造船所に勤めたたりなど!
高島野十郎で有名な作品は『蝋燭』 当時は知人、友人などに贈り物みたいに渡してた絵で、ほとんどが個人所蔵です。頂いた方はラッキーですね(^^) 『月』を描いた作品は何も無い風景に小さく浮かぶ、いろんな月を描き、自分が好きな『有明の月』も展示! 『太陽』を題材の作品は夕日や閃光のような表現が多いんです。
代表作は『すいれんの池』、『からすうり』、『蝋燭』など!
主に静物画が多いのですが、野十郎の作品の特徴と言えば(うねり)、(ゆがみ)、木、枝、茎、服など一見、写実主義のようですが、全て波のように、ゆらゆらと描かれてるのが特徴なんです。
『流』と言う作品は、川の水の流れを繊細な、描き方で美しい揺らぎで表現!綺麗でした。
『麗子像』で知られてる岸田劉生や『ひまわり』などのファン・ゴッホの影響を受けてますが、全ての絵全体が暗い雰囲気で、本人の写真は優しそうな表情なんですけど、何かを訴えたいのか、自画像は全て鋭い眼光と怒りの表情で描かれてるんです!(。>Д<)
高島野十郎の作品は、美術館所蔵より個人所蔵がすごく多いという事は描いた絵を当時は沢山の知人たちにプレゼントしていたと言う事だろうか?(?_?ゞ・・・??
今回の野十郎展は、約150点もの作品を展示!
前回の10年前の没後30年展の時は、こんなに沢山は展示してなかったので、高島野十郎好きの方はもちろん、興味が出た方、野十郎の話を講習会で聞いた広〇drも是非、せっかくなので福岡県立美術館まで足を運んでみてはいかがでしょうか?!(^^)/
1月31日まで開催してます。
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