【魔女の秘密展】
　
魔女展というのが福岡市博物館であってたので観に行ってみました！
ヨーロッパの魔女の歴史と真実とは！？の展覧会。
昔、災い、不吉な事が続いてた頃、みんな誰かのせいにしたかったのか、悪魔と契約を交わした女性＝『魔女』が黒魔術の呪いをかけた仕業だと・・・
これをきっかけに１５世紀から１８世紀まで『魔女狩り』というのが行われ、捕まえて来た女性を魔女だと言い、裁判にかけ『魔女裁判』・・・があったのは聞いたことありますが、興味あり見て来ましたけど・・・
　
展示品は当時、魔女の災いから守る、昔の魔除けの巻物！魔除けの書、魔除け石＝マラカイトの飾り物、目が良くなるというモグラの手のミイラのアクセサリー＝暗闇でも見えるモグラの能力効果、占いなどで使う星マークの五芒星（ごぼうせい）＝ペンタグラムマークのゆりかご、体内の邪悪を吐き出す麩吐き（ふすまはき）はワンピースに登場しそうな顔をしたお面でした！
魔女の持ち物やハリーポッターに登場するような星座が描かれた『天球儀』
当時の様子を描いた絵！　魔女が調合する妙な薬、サバト（集会）の様子、悪魔祓いの様子＝エクソシストなど！
アルブレフト・デューラーが描いた魔女の絵もありました！
魔女裁判に掛けられた女性は、全て拷問にかけられ痛みに絶えきれず、魔女じゃないのに魔女です・・・と、その時使ってたトゲトゲの付いた拷問の道具も展示してて、死には至らないが、気絶するぐらい強烈な痛みがありそうな・・・結構すごい物がありました・・・
他にもいろんな物が沢山あり、中世の戦いの道具や映画サイレントヒルに登場したような道具など！
　
結局は魔女とは、身寄りもない貧しい女性を捕まえて強引に仕立て上げた話だと・・・。
今は、魔女のイメージは空飛ぶホウキに乗り、シャポ爺のようなトンガリ帽子、黒いマント、魔法が使えるとか！
ゲーテの『ファウスト』海外ドラマの『奥さまは魔女』ジブリ映画『魔女の宅急便』『湯婆婆』海外アニメ『トムとジェリーの『空飛ぶほうき』に出てくる魔女など、昔の怖い恐ろしい黒魔術師のイメージではなく、日本ではジャパンカルチャーとしてアニメ、映画、童話、小説など悪いイメージではなく、本当に実在した、しないは別として、１つの架空のキャラクターとして扱われてます。


会場の最後はゴム製のトゲトゲ椅子に座れ、撮影ＯＫです。
会場は中世のイメージを思わせる展示のしかたで、怖いような空間、牢屋など、また行きたくなる展示の空間にしてました！
魔女だけをテーマにした特別展など、なかなか無いので、もう一回行ってみようと思います（＾＾ゞ
魔女とは女性に人気なのか、７～８割が女性客でした。