ムンクの叫び
【ムンク展 共鳴する魂の叫び】
絵画の中でも有名中の有名な絵、エドヴァルド・ムンクの『叫び』
東京、上野に来日なので、本物を観に東京都美術館まで!
朝9時過ぎに美術館前に到着したら、入場待ちの凄い行列!
館内に入ってからも30分待ちで、ようやく会場内に入れました・・・
展示すべてがムンク作品なんて中々ないので、皆さん県外からも沢山の人が来てるようでした
会場内は100点の展示作品と、画家人生60年、生涯80年をたどるムンクの歴史
父が軍医で、ムンク自身は悲しい人生を送ってたみたいでした
5歳の時に母が結核で病死・・・
ムンクも慢性の病気やいろんな病で苦しんでたようです・・・
14歳の時に15歳の姉も結核で亡くなり・・・
63歳の時は妹も病死・・・
作品は子供のころから病気と死に直面してたせいか、全て描いた顔が目に窪みがあり、黒っぽく、暗い雰囲気と死のイメージがありました・・・
若い時は日本人画家で言えば、梅原龍三郎のような絵で、だんだんと暗い絵になり、自画像は地獄の中の自分を描き、睨んでるような感じで、凄い印象の絵でした
『幻影』は池に浮かぶ女性の死者のような顔が!
そして今回のメイン絵画の『叫び』が目の前に!
1893年に描いた一番有名な『叫び』は盗難され見つかりましたが、蝋燭の垂れたあとがあります、今回展示の『叫び』は1910年の17年後の47歳の時に描いた『叫び』最後の作品が展示してます。叫びは生涯に5点描かれてます!
叫びの前には人が群がってて、凄い人!
他に有名作は『マドンナ』も展示でリトグラフ、石版などいくつか展示!
『絶望』、『不安』も有名で、背景が『叫び』と同じ構図で代表作です。
『吸血鬼』、『接吻』、ヴィットの『マラーの死』も模写
『星月夜』はゴッホのようなイメージでした
他に家族の亡くなった時のベッドで横たわる姿、顔など描いたりと、子供の頃に母が亡くなった事が大きな衝撃だったと思います・・・
生涯80年、孤独な画家のイメージでした。
有名な本物の『叫び』を観れてよかったです。