『この世界の片隅に』展
『この世界の片隅に』展
南千里駅横にある吹田市立平和祈念資料館でアニメ映画『この世界の片隅に』展
何度か観た好きな映画なので、吹田市まで
原画展ではなかったですが、単行本の絵を拡大して、戦時中の主人公すずさんたちの暮らしを当時の品物とマンガで展示
マンガでは1944年、18歳のすずさんが軍港の町、呉に嫁ぎ、毎日の生活物資が減っていく中で少ない食料でお腹が膨れるような調理の工夫をしたり、着物なども無駄にせず、もんぺなどに改造したりと
1945年に呉に大空襲・・・、そして8月に広島に・・・
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展示品は戦艦大和の模型、戦時中の吹田市の写真、アイロン、絵本、パンや砂糖の配給切符、学校の教科書、千人針という布に毛糸を沢山縫いつけた手ぬぐい、千人針とは弾丸避けのおまじないの意味、他に陶器で出来たグリコのおまけなど、当時の貴重な品物がマンガに合わせて展示
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当時の1人1日の配給量は砂糖=12g、小麦粉=40g、卵=2日に1個、油=4ccなど今では1人約60cc、砂糖だったらタピオカブームで何百gとか、贅沢な時代になりました
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平均身長も表示してて、1948年の小6で身長約130cm、体重28kg
2018年の小6では身長約145cm、体重38kg
かなり違います
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配給の食事もパネルで作り方など写真で紹介してて、芋パン、すいとん汁、芋がゆ・・・など
今がすごくありがたく思う企画展でした