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モロー展(福岡)

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【ギュスターヴ・モロー展~サロメ~】
 
東京、パナソニック汐留美術館で観てきましたけど、すごく好きな作品が福岡巡回なので、また行って来ました
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パリのモロー美術館所蔵、15000点以上の中から選りすぐりの作品を約100点展示

モローの最も有名な1876年の作品『出現』が14年ぶりに来日
旧約聖書に登場するサロメの話
イエスの洗礼をしたヨハネの首を欲しがった悪女サロメの一場面を他の画家とは違う幻影で表現
サロメの一点を睨むように見つめる表情と全体の宗教的な模様が印象的な一枚

もう一枚、有名な1885年の作品『一角獣』
ユニコーン、想像の生き物で馬に一本の角がある動物で、純潔=処女にしか、なつかないという生き物
この絵の女性たちの服の模様の細かさと神秘的な感じが印象に残る絵

そして1868年の作品『エウロペの誘拐』
最高神ゼウスがエウロペに一目ぼれ、牡牛に変身したゼウスがエウロペを背中に乗せて、ある島に連れて行き、大人の関係に・・・

他に『セイレーン』 半身が女性、半身は魚の人魚伝説
美しい歌と美貌で船乗りを誘い、海の中に引きずり込んで食い殺す神の姉妹

旧約聖書で書いてあった、人類最初の殺人と言われた『カインとアベル』の姉妹の一場面

他にはデリラ、メッサリーナなど悪女と呼ばれる女性たちが沢山展示!
【ファム・ファタル=宿命の女】
神さえも、美しい女性には弱いんです

福岡市美術館で11月24日まで
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