トムとジェリー展
【誕生85周年 トムとジェリー展】
アメリカで1940年に誕生したウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの人気アニメーション『トムとジェリー』
2025年で誕生85年になり、本展は作者、登場キャラクターを紹介し、アニメシーンオブジェなどトムジェリーを楽しむことができる展覧会
ウィリアム・ハンナは1930年にワーナーブラザースのアニメーターから始まり、その後、自分でアニメーション制作を立ち上げ、脚本家のジョセフ・バーベラも入り、二人で作り上げたトムとジェリーの誕生
ギャグアニメの先駆けで、見せ方、アイデア、音楽、絵、背景、ストーリー、演出と全てにセンスがあり、当時このアニメを考えた天才ギャグアニメーターの凄さ
アメリカでは最初のアニメーションが1928年ディズニーの『蒸気船ウィリー』、日本では1963年に手塚治虫の『鉄腕アトム』が最初のアニメーションなので、当時はヒントにするギャグアニメは殆ど無かったと思うので、ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの完全オリジナルアイデアで作ったアニメ
日本での放送開始はTBSテレビで日本語吹き替えは1964年から放映
毎年のように、再放送をしてたので毎回見てました
トム役の声優/八代駿(くまのプーさんなど)、ジェリー役の声優/藤田淑子(一休さんなど)、スパイク/ブルおじさん役の声優/北村弘一(どろろ、巨人の星など)、ナレーター役/谷幹一(俳優)
この声優で小さい頃から二十歳過ぎまでアニメを観てたので、他の吹き替えでは見れない
当時のアニメーションは何でもありだったので、今では描けない絵コンテ、セリフなど当時のテレビ版を今のトムジェリ放映は一部をカットしたり、セリフも編集、声優も新しくしたりしてるようです
福岡市美術館会場ではアニメーションに入った感じの展覧会
アカデミー賞も7作品受賞/世界の料理を守る『パーティー荒し』、リストのハンガリー狂詩曲『ピアノコンサート』、ブルさんを起さない『ただいまお昼寝中』、トム対ジェリーの戦争ごっこ『勝利は我に』、ネズミ捕りの本の『ネズミ捕り必勝法』、ニブルスにご飯を食べさせたい『台所戦争』、ヨハン・シュトラウス2世の家に住むトムジェリ『ワルツの王様』
サーカスから逃げ出したオットセイ『かわいい逃亡者』、アヒルを食べたいトム『すてきなママ』など
TBS版の放映の最後は1990年が最後だったと思うので、その後の吹替え版は、今では表現できない部分をカット編集されたタイプがDVD発売やテレビ放送されたので見なくなりました
テレビ版があればと20年近く前にネット検索したら、偶然で見つけたサイトがあり、TV版というので買ってみました
TBS版で作ったDVDで、真ん中のアニメ、ドルーピー役の声優/玉川良一(コメディアン、浪曲師)スパイクなども全て収録ありの当時のフルセット
素人さんが当時の放映をVHSテープで録画してた物をDVDにして売ってたので騙されたつもりで19枚セット2万円と送料支払ったらホントに送ってきました
現物みたら、ただのダビングではなく、本物の正規市販かと思うぐらいのパッケージ、DVDの内容
出来栄えが凄くて買ったあとにメールで販売者と質問などやりとりをして、当時のビデオテープなので当然ながらノイズはありますが、アナログをデジタルに変換し、オープニングなどビデオチャプターボードの愛称を試す為に色んなメーカーを使ったそうで、試行錯誤で一番いい機材で作ったそうです
昔の1964年からのTBS版は販売してないので凄い貴重な物を買えました
買ったあとに販売サイトは出なくなりましたけど・・・
https://www.youtube.com/watch?v=YxE8FRZrS9s
https://www.youtube.com/watch?v=mn5633OfMDU
・・
全国巡回で福岡会場も土曜、日曜は当日券とグッズレジ待ちの凄い行列で子供からお年寄りまで多い人気アニメです
平日の行くのがよろしいかと、最終日は入場待ちになるかもです
福岡市美術館で3月20日(木曜祝日)まで