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『高島野十郎展』 巡回

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『高島野十郎展』 九州芸文館
 
昨年の12月に福岡県立美術館で開催されてた野十郎展の巡回会場が筑後船小屋駅の前にある九州芸文館で開催してたので観て来ました。
初公開の作品も数点あり、せっかくなので野十郎最大の大作、自分が好きな絵の『すいれんの池』、『有明の月』を観たいので!
福岡県立美術館所蔵ですが、常時展示をしてないので、展覧会の時ぐらいしか観れないんです・・・
 
高島野十郎は久留米出身画家で、実家は当時、福岡県三井郡合川村、今の久留米市東合川にあった《千代の友酒造》と言う酒蔵の四男に生まれ、明善高校から東京帝国大学農学部から首席卒業で画家になった人です。
 
展示作品数は約150点ほどで、『傷を負った自画像』は足と首に千枚通しで刺したような傷でインパクトある自画像、『すいれんの池』は新宿御苑を描いた作品で空は晴れてるけど、木に囲まれた池は暗めの静まりかえった雰囲気、『からすうり』『蝋燭』は代表有名作品で、『流』は渓流の水の流れる表現が美しいんです! 以前行った『法隆寺』の五重塔も展示、静物画は写実主義のように桃の質感や絨毯の毛羽立った感が凄いんです。
野十郎の作品は福岡県立美術館所蔵が有名ですが、展示品の150点の内、個人所蔵が100点以上、描いた絵を知り合いにプレゼントしてたようで、当時、一番最初に福岡県立美術館が『高島野十郎展』をしようと開催を決めた時は、個人所蔵が多いので、集めるのに苦労したみたいです。 作品を所有してる方から誰が所蔵してるかを聞いて全国、集め回ったそうです!
ある程度の数の作品を展示しないと特別展覧会っぽくないですからね(^^ゞ
 
9月22日まで九州芸文館で開催してます。 
胡麻ラングドシャお菓子の【野十郎物語】
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館内に古い1950年代のメルセデスベンツが展示してました。
170シリーズと書いてて、1800CC:4速マニュアル:45馬力
フルレストアしているようで、内装もキレイでした。
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