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大浮世絵展 山口県

 『これぞ、最強の大浮世絵展!』 山口県立美術館

5月16日から開催した、有名傑作ばかりを集めた最強の浮世絵展のチャッチフレーズだったので山口市まで行って来ました!
テレビCMで見てたら、師宣、春信、清長、広重、国芳、歌麿、写楽、北斎、国貞などなど総勢、約80名!江戸初期から昭和初期まで活躍した浮世絵師作品を期間中、8回の入れ替えですが、なんと!全439点を展示!
朝10時半に美術館に入館しましたが、すでに人が沢山! 観たことある作品が多いので大人気!
浮世絵の構図といえば『吉原の遊女』『武者』『歌舞伎役者』『美人』=町の看板娘)が多いんです!
大首絵で有名な謎の人物で活動期間わずか10ヵ月で消えたという東洲斎写楽は『3代目 大谷鬼次の奴江戸兵衛』『四代目岩井半四郎の乳人重の井』、美人画で有名な喜多川歌麿は『婦女人相十品 ビードロを吹く娘』、色気のある『虫籠』、富士山で有名な富嶽三十六景の葛飾北斎は、あの印象派画家:フィンセント・ファン・ゴッホやクラシック曲のドビュッシーにも影響を与えた、知らない人は居ないかもの作品『神奈川沖浪裏』が展示!縁起絵の赤富士で有名な『凱風快晴』や、もう一つの赤富士!通称、黒富士とも言う『山下白雨』!あと約横2.5m×縦2mぐらいある肉質画の大作を80歳代で描いた『弘法大師修法図』は病魔が鬼に変身し、弘法大師:空海との対決の1シーンは迫力ものです! 江戸~京都までの東海道五十三次の歌川広重は一枚目の『日本橋』、突然のにわか雨の『庄野 白雨』、切手でプレミア価格の『雁に月』、鈴木春信は『百人一首 蝉丸』、などなど他にもいい有名作品が沢山展示だったのです!が・・・、残念だったが浮世絵の元祖と言われる菱川師宣!当時は切手ブームでスーパープレミアム価格が付くで有名な『見返り美人図』が一番楽しみで、本物の見返り美人があるならと新幹線使って、会場をジックリと回りましたが・・・、見返り美人図を見かけなかったような??・・・、会場を出て係員の方に『師宣の見返り美人は展示してましたか?』と聞くと、係員『東京、名古屋は展示してましたが、山口は展示してないんです・・・』と・・・残念(T-T)
会場で【アダチ版画】という浮世絵制作のトップ集団が制作するこだわりの復刻作品が販売してて、その中に見返り美人図もあり、ジクレー印刷を超えたスーパークオリティー!1枚の制作に32回擦りの浮世絵技法で再現した見返り美人が綺麗すぎて、本物の展示が無かった分、復刻作品を眺めてました!ちなみに価格は定価25万⇒20万円!宝くじが当たったら欲しいです!(^^)ゞ
凱風快晴や神奈川沖浪裏などは14000円!もちろん絵師、彫り師、刷り師の浮世絵技法で制作です!浮世絵の傑作を沢山見て、次に向かった先は、


【瑠璃光寺】!ここも一度は見たかった所で、国宝の五重塔があり室町時代に建設!日本の三大五重塔とは、聖徳太子で有名な奈良の法隆寺(日本最古)、世界遺産指定!京都の醍醐寺、そして国宝!山口の瑠璃光寺が三大名塔!キレイでした!


それから近くの【洞春寺】!ここは『三本の矢』で有名なアベノミクス!?・・・ではなく、戦国大名の毛利元就の菩提寺でした!

最後に立ち寄った【龍福寺】は大内満盛??周防大内氏の当主と書いてました。
今回は、浮世絵展と瑠璃光寺が目的だったので行けてよかったです。

久留米駅でクルーズトレイン『ななつ星』停車中