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手塚治虫展 筑後

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手塚治虫展 芸文館】
 
昨年の11月から12月に田川市美術館で開催されてた手塚治虫展が筑後船小屋にある九州芸文館で開催してたので、また行って来ました。
世界でも有名な漫画の神様と言われるぐらい自分も好きな漫画家の手塚治虫先生展、好きな漫画も沢山あり、今回行った日が1962年製作の鉄腕アトムと平行に作られてた当時、一般非公開の完成した第1作品目の実験アニメ『ある街角の物語』が上映でした
セリフなしの音楽と効果音だけの40分間のアニメですが、子供向きではないような、ロシアの詩人アニメーターのユーリ・ノルシュテインのような芸術アニメ作品に思いました。
音楽は虫プロシンフォニックオーケストラ、絵はアトムのような感じではなく、全く違うアニメで、プラタナスの木がある町に少女、意地悪な蛾、ネズミ一家、ポスターの中のバイオリニストとダンサーなど、平和な町にある男の足音が近づき、ポスターが全て剥がされ、独裁者のポスターに・・・
やがて戦争が始まり、町が焼け野原・・・
破壊された町の一部から新たな花が咲き、希望が見えると言うようなアニメでした
親子連れの小さい子供も居ましたけど、大人じゃないと理解出来ないようなアニメだったかも

生涯の作品は沢山ありますが、実験アニメは14作品。

虫プロダクションは一度、倒産したと思いますが、その後『ブラック・ジャック』など人気が出てヒット、頑張って復帰しました
アニメ製作は本来1秒間に24枚の原画が必要ですが、時間と人手が掛かるため、海外では当たり前だった【リミテッドアニメーション技法】=1秒間24枚を12枚にして、1枚を2回撮影ど24回のコマ撮影、アニメの動きは悪くなりますが、手塚治虫先生はその分、映画のような演出、ストーリー、迫力あるアニメでカバーして人気が出ました!
原画など、全部捨てずに取っておき、使いまわしで手間をなくすというようなアニメ製作をしてました
つまり、30分のアニメを作るには35000枚前後のコマ原画が必要になります!
ウイスキー作りも大変な時間が掛かりますが、アニメはたったの1週間で放映できるように完成させるとは、大変な仕事です

アニメ製作には企画、デザイン、シナリオ、絵コンテ、レイアウト、原画、動画、背景、撮影、アフレコ、編集など時間が掛かるものなんです

会場の展示作品は歴代の漫画の原画など、子供の頃の8mmビデオ映像、愛用のベレー帽、メガネ、仕事の机などいろいろ展示してます。
『どろろ』は百鬼丸が妖怪退治して体を取り戻すストーリーですが、どろろより百鬼丸が目立った作品で、訴えたい事は正義の若者(百鬼丸)と戦争で両親を亡くした孤児(どろろ)が大人の世の中の不正、悪と戦うというストーリー

『ブラック・ジャック』は医療と生命とは!? 医療とは延命するだけが医者ではない、生命とは死まで自分らしい時間を過ごして欲しいアドバイスなどを言いたいストーリー
ブラック・ジャック名言『医者はなんのためにあるのだ!』

紙の砦』は戦争で漫画を描けなくなった自分自身・・・、顔に大やけどを負い歌を歌えなくなった京子・・・、町に灯りが付き、戦争が終わって堂々と絵を描ける喜び、でも京子は人前に出れないぐらい傷ついた顔・・・、歌も歌えなくなった京子の姿は・・・
原画だけで考えさせられる感じの漫画です・・・

他にも沢山ありますので、年配者世代は懐かしく感じると思います。

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田川市開催の時はもう2回行きたかったですが、自動車で片道1時間半・・・遠い・・・
九州芸文館までだったら車で25分!
今回は映画の待ち時間もありましたが、原画の漫画もいろいろと読んでいたら4時間も手塚治虫展見てました。 

1月27日まで開催です。