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最後の石橋美術館物語・・・ 

石橋美術館1 石橋美術館2
『石橋美術館物語 ~ 1956年からはじまる。』

石橋美術館としての最終日なので朝一番に行って来ました!
1956年、石橋美術館建物設計は、九州国立博物館、江戸東京博物館、北九州メディアドームなども設計した久留米の菊竹清訓設計事務所で、1968年には皇太子殿下=今の天皇陛下と皇后美智子様も御来館された美術館なんです!
久留米で一番有名な絵と言えば、結核で28歳の若さで亡くなった青木繁『海の幸』は1967年に重要文化財、『わだつみのいろこの宮』は山幸彦の神と豊玉姫命、いわゆる竜宮城伝説の絵が1969年重要文化財になりました。
他、坂本繁二郎『放牧三馬』、黒田清輝『針仕事』など彫刻、美術品、約960点の作品が石橋財団運営の東京のブリヂストン美術館へ・・・
久留米市が観光地だったら来場者が来てたかも・・・(^^ゞ
結果的にもっと、久留米市民の来場者が多ければ良かったのですが・・・
皆さんは今まで、どれくらい足を運ばれましたでしょうかね?

石橋美術館誕生のきっかけが、学生の時に久留米出身画家の坂本繁二郎さんがBS創業者:石橋正二郎さんに絵を教えてて、若い時から仲良かったらしく、久留米出身の青木繁さんの絵を石橋さんが収集するから久留米に美術館を作ろう!!と言うのが発端だったみたいです。
1956年から2016年8月の60年間、世界の石橋=ブリジストン、石橋美術館として久留米市で開館して来ました・・・
2016年10月1日から新たに【久留米市美術館】として開館します。
今後、東京のブリジストン美術館からも協力してもらい、久留米市運営で親しみある美術館を目指すそうです。
別館の方は石橋正二郎記念館という事です。
沢山の石橋コレクションの中から15点ぐらいを久留米市が買ったみたいです・・・

会場内に今までの企画展のパンフレットが映像で流れてて、いろんな企画展に行ってたので思い出して観てました(T^T)・・・
 
【風景画の誕生】福岡県立美術館とコラボ企画、 【古美術の世界】古い壷や掛け軸など、 【伝説の洋画家たち 二科100年展】岡本太郎の絵も展示、 【ちょっと気になる絵のまわり】額縁デザイン、 【パレットと自画像でさぐる画家の素顔】こんな画家だったのかと、 【かぞえて楽しむ。】物の数の通りに絵を展示、 【ちょっと気になる絵の履歴】雪舟作『四季山水図』が久々に展示、 【アートで対決】和と洋の似た絵画を比べる、 【はじめての美術館】美術館の楽しみ方など、 【からくり儀右衛門展】久留米生まれの東芝創業者:田中久重の究極のからくり人形展、 【画家のことば コレクション展】有名画家が世に向けて言った印象深い言葉、 【洋画家たちの明治 山岡&石橋コレクション】ブリジストン創業者:石橋正二郎&ヤンマー創業者:山岡孫吉コレクション展、 【美へのレッスン】女性の肖像画で美を追求する、 【8人の作家たち】春江、繁、繁二郎、レオナール、武二、曾太郎、三郎助、ヘンリー・ムア、 『あなたに見せたい絵があります。』レンブラントもありました。
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他、沢山の特別展に行ってたので、凄く残念です・・・
  
久留米の地下足袋から始まり、世界のブリジストンタイヤになり、九州医学専門学校=久留米大学:医学部も久留米市に創設など、久留米に還元し、久留米出身の石橋正二郎さんが久留米出身の画家:坂本繁二郎から青木繁と、久留米から九州に関係する画家、絵画を収集し、世界の名画を収集!久留米市にある【石橋美術館】の名称だから、久留米人が誇れる美術館だったと思います・・・
今後の久留米市美術館として、どんな企画展をするのか・・・
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最終日、沢山の人で賑わってて、自分が石橋美術館に行きだしてから、こんなに多い観客は初めて見たました
60年間、石橋美術館として有難う御座いました。T^T)