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小早川秋聲展

  
【小早川秋聲展 旅する画家の鎮魂歌】 
 
東京ステーションギャラリーで大正から昭和にかけて京都を中心に活躍した日本画家の展覧会
旅が好きだったらしく、日本も北海道から本州、四国、九州といろんな場所で風景画、人物画などを描き、1923年ぐらいからは、外国に渡りアントワープ、インド、エジプト、ドイツ、チェコ、オーストリア、パリ、グリーンランドと世界各国の風景画も描いてます
作品が同じ画家が描いたように見えないぐらい、色んな絵が展示  
秋聲は1905年に従軍に入隊し、従軍画家として戦争画を描いてます。
その中で有名になったのが1940年に描かれた『日本刀』、1944年に描かれた『國之楯』が1995年に芸術新潮という雑誌に掲載され有名に!
『國之楯』は天皇陛下に見せるために描いたらしいですが、旧日本軍が受け取りを拒否された絵で実物が結構、大きいサイズなので戦争という事を改めて考えさせられる1枚です
東京ステーションギャラリーは『國之楯』を是非、本物を観たいと思い行って来ました
もう1枚の『日本刀』も表情が印象深い絵でした。

しかも、ほとんどが個人所蔵の絵で、他、所蔵は京都霊山護国神社、鳥取県立博物館が数点ほど

東京ステーションギャラリーは初めて行きましたが、展示室が当時の東京駅のレンガをそのまま利用した美術館で、いい感じのギャラリーでした