皇室の名宝
『皇室の名宝 ~皇室と九州をむすぶ美~』
1890年に皇室が日本の伝統的美術の技術、人格と最も優れた工芸職人に与える【帝室技芸員】と言う称号を持つ九州ゆかりの人たちや作品が展示されてました。
皇室御用達美術なので凄い品が観れるを思い観て来ました
会場に入ってすぐ、大分の耶馬渓と日田の杉が描かれた屏風絵、明治天皇に献上された征矢、明治維新の立役者の大久保利通筆の和歌『花ちれば』、百武兼行の絵画、菊の彫刻が立体に沢山付けられた『色絵金彩菊貼付花瓶』と香炉の焼き物はマイセンより凄いぐらいの品、真珠で有名なミキモト創業者の御木本幸吉が作った『瑞鳳扇』、1885年から作られてる久留米の赤松商店の伝統工芸『久留米籃胎漆器衝立』、上村松園作『雪月花』、超絶技巧で作った中国の勇敢な王族『蘭陵王らんりょうおう』の置物、そして自分が一番凄いと思った作品が有線七宝で作られた並河靖之作『七宝四季花鳥図花瓶』の有線の細かさ、細さで作り上げた全身全霊で作り上げた花瓶が凄すぎました!
最後は江戸に活躍した人気の伊藤若冲の国宝『動植綵絵』京都の相国寺から宮内庁所蔵になった全30幅の12幅が6幅ずつ前期後期入れ替え展示でした
全80点の展示で他にも凄い作品だらけでした。
次回の九州国立博物館の特別展予定は10月9日から、
『海幸 山幸 ~祈りと恵の風景~』